迷子
2011年 06月 15日
この看板。
優しそうな警官が、幼い子供と話をしているシルエット。
最近こんな警官おるんかいな、と思っていたら思い出した。
あれは私が、幼稚園に通っていた頃だから、もう何十年も前。
水谷のおばちゃんの家に、家族で遊びに行った。
おばちゃんの娘と、お兄ちゃんとその友達に交じって鬼ごっこ?おそらく追いかけっこをしていた時に、初めて迷子になってしまった。
どうやって交番へ連れていかれたのか、警官に何を聞かれたのかとか、不安で泣いていただろう事は、今となっては全く覚えていないが、
足の届かないパイプ椅子に座って、向かい合わせに座った警官がくれた緑色の抹茶飴と、
その飴を涙流しながら食べていたこと事だけは、強烈に記憶に残っている。
間違いなくあの時の警官は、迷子の私にとって、とてつもなく優しかったはずだ。
そういえば、あの緑色で渦巻き状に白い模様の飴ちゃん。最近全く見ないなぁ。
てなことを、この看板を見て思い出した。
当たり前だが、迷子の幼児相手の警官は優しかったにちがいないが、
私が大人になってからのネズミ捕りのスピード違反で罰金を請求する警官のイメージは良くない。
by doudesyou1968R
| 2011-06-15 20:32